ニューヨークシティバレエ

ニューヨークシティバレエが5年ぶりに来日。

昨日はそのコンチェルトに連れて行ってもらった。

バレエをみながら、これが生きることなんだなーと

涙が出そうになった。

生きることとは、全力で飛び跳ね一生懸命魅せることなんだと思う。

自分もがんばって全力で飛び跳ねようと決意して、

うなずきながら何度も拍手をおくった。

雰囲気に酔っている自分とはうらはらに、となりのノリちゃんは

「あらためて、ポワントとは常に身体を宙に浮かせて立つものなのだと

認識させられた」とか言っていて、さすが視点がプロだった。

影の主役であるオーケストラもとてもよかった。

スゴいから影でいられるのか。。。

「一つの才能を持って、一つの才能のために生まれた者は、

その中に彼の最も美しい生存を見出す」

と言ったのはゲーテだったか、そんな言葉を思い出す。

とにかく贅沢だった。

去年ニューヨークのメトロポリタンオペラシアターで

ニューヨークシティバレエの100年に一度と言われる

「メアリーウィドー」という舞台を観たけど(これ、自慢)

これも贅沢だった。

こういう贅沢をしながら生きていきたいと思う。

最上のものを知り、血と汗を感じて味わってうなずける自分が

いるというのはすばらしい。

観る前にも300円のビールを飲んで、帰り道でも380円のワイン。

こういう贅沢も忘れない。

2009-10-25 | Posted in BLOGNo Comments » 

ジョナサン

きょうはジョナサンでみかちゃんと。

最近居酒屋よりファミレスが落ち着く。

とりあえずビール、といってグラスでもジョッキでもなくピッチャーで頼んでしまった。

ピッチャーがあまりにおおげさに大きかったので、罪悪感を感じながら飲み始めたら

あっというまだった。やっぱりこれでよかった、という笑顔の結論。

しかしファミレスで、女ふたりで、ピッチャーでというのはネタにはなる

けど絵的にはかなりよくなかった。

いずれ3杯飲むにしてもやはり次回からはジョッキでいくべきではないか、と提案。

少しでもかわいいほうがいい。

その後となりの高校生を真似してドリンクバーにパフェ。かわいい私たちに乾杯し、

ジョナサンを十分堪能した。

小雨が降る夜道にキンモクセイがほのかに香る。

いい季節だな。

みんなが幸せでありますように。

2009-10-25 | Posted in BLOGNo Comments » 

手相占い

人生の道に迷って、とうとう手相占いに立ち寄った。

占い師は「この方は意志がとてもはっきりなさっている方ですね。」と言った。

私はすぐさま「いいえ、そんなことないです。」と答えた。

占い師は「いや、でもアナタは自分の考えや好みがとてもはっきりしていて

男の人にも自分の意見を通したりしませんか?」と言った。

わたしは「いいえ、まったくそんなことないんです。

実をいうとわたし優柔不断で困っているんです。」と言い、

占い師は「いや、でもこの手相見てごらん!この方は強いわよ。

集中力も抜群だし、誰のいうことも聞かないくらい意志が強いのよ!アナタは」

とせまった。

本当に意志の強い人間でわたしに集中力がかけらでもあったら

もうとっくに出世しているはずだとオモウ。

「いえ、それがそうだったらわたしもうれしいんですが、

実はお昼に自分がうどんを食べたいのかそばを食べたいのかさえ

決めることができないくらいなんです。

食後もホットにするかアイスにするか他人に決めてもらいたいほど

優柔不断なんです。わたし流されるタイプなんです。そんな自分が嫌なんです。

どうしたらいいんでしょう。」

と真剣に助けを求めたら、占い師はいきなり話題を変え

「ああ、それにこの方はとてもモテるのよね。」と言った。

わたしは事実を伝えた。

「モテモテだったらこんな所に来ているヒマありません」

占い師はまだ言った。「いや、アナタモテるんだけど自分で気がついてないだけなの。」

なんじゃそりゃ!わたしはモテるけど自分で気づいていない人の不幸を考えた。

自分はよく勘違いはするけど、違うと思う。

「それからあなたは人から好かれるのではなく自分から好きにならなくちゃ

ダメなタイプなの。自分の意志がとてもはっきりしている人だから」

とまた意志強い説が、、、ついにわたしはあきらめた。

意志が弱くて困ってるつーの!!

元気になるために行ったはずの手相占いだったが、

ことごとく正反対のことを言われたのでみょうな気分だった。

弱い私は自分の手相どうりの強い人間になりたい。

2009-10-22 | Posted in BLOGNo Comments » 

もみじを囲む会

この日私は主役だった。

にもかかわらず、この朝ひどい二日酔いでどうしても立ち上がれず、
11時からの会なのに、着いたのが夕方4時。
5時間も遅れての登場。
5年に一度あるかないかの失敗。
自分でもこんな人信じられないが、ゆるしてほしい。
この日を一番楽しみにしていたのはこの私なのだから。
ヨレヨレでも、とにかく行けてよかった。
わたしは10人の友達を失わずにすんだ。
もちろん金子先輩にボコボコにされたが、私はむしろこの人にぼこぼこ
にされるのが昔から好きだった。
おかしなことに大学時代、私はバレー(排球)部で活躍。
(まじめに練習に出たこともない試合に出たこともないのにというのがポイント)
私は”もみぢ”とか、”もみじちゃん”とか、”もみもみ先輩”と
呼ばれてかわいがられて部活に賭ける青春を過ごした。
広島のもみじまんじゅうのようにおいしいから?という理由で
栄美先輩に命名されたこのニックネームを、わたしは今でも
ありがたいと思っている。
この日の『もみじを囲む会』という季節にマッチングした飲み会の
ネーミングにもホレボレ。
このバレー部のみんなとの付き合いももう10年以上となった。
この歴史が人生なのだと思う。
バレー部にはかけがえのない壮絶な思い出がたくさんあって
ネタは尽きない。この濃厚な絆をいつも誇りにというか
いつも不思議に思う。
小此木さんはわざわざ足利から出てきてくれた。
おじゃました家の主の吉野さんは、私が着いたときにはすでに酔いつぶれて
いて帰るまで復活することはなかった。
酔ったトムさんは一人で何人ものキャラを演じながら説教をしてくれた。
久しぶりにみんなに会えて最高だった。
二日酔いになったとき、飲んだ薬さえ戻してしまう時どうすれば
いち早く回復するのかだれか知ってますか?
インターネットで探しましたが適切な答えが見つかりませんでした。
ほんとうに大ひんしゅくで。。。
ごめんなさーい。

2009-10-05 | Posted in BLOGNo Comments » 

散歩

ひまをもてあそんで目的もなく散歩に出かけた。

ぷらぷらしているとなんだか森のような入り口があり、

私はウサギのようにずんずんその小道を進んでいった。

すると西日に輝く野球場が見えた。

いい風景だなと思いながら、無心にまたずんずん進んでいくと

気のせいか初々しい匂いがした。

どうやらそこは大学の敷地らしいということがわかった。

清秋の夕暮れは、俳句でもひねりたい気分にさせるなあ。

私は深呼吸をして、たしかに癒されていることを感じた。

そして毎日この森に来るべきだと思った。

その大学は迷子になるほどの敷地で、立派な学食や大きくて広い購買部があった。

大学の購買部では420,000円のコピー機??とか、

こんなところで誰が買うのかわからない5万円の万年筆とか??

へんなバランスのものが売られていてとても楽しかった。

しかしこの映画のようにおもしろいキャンパスはなんという大学なのだろう。

この大学だったらもう一度、大学生活をしてもいいなと思った。

そう思って歩いていると、「東大まんじゅう」という変な名前の箱入り饅頭を

売っていた。そこではっと気づいた。

そこは東京大学という大学であった。

なんたる、、、

ますますこの大学だったら学生になってもいいと思った。

どうやったらここの学生になることができるんだろう。

ここの学食に行きたい。

A定食を食べてみたい。

2009-10-02 | Posted in BLOGNo Comments » 

自家製

このごろ漬け物から梅干しかららっきょに至るまで我が家は自家製である。(と

いっても作るのはわたしではない。)その職人のようなこだわりと、力の入れよ

うには頭が下がるが、せまい台所が漬け物工場と化して迷惑している。(食べる

のにこんなことを言ってはいけない)昆布や唐辛だけでなく干した柿の葉のとか

大根の葉っぱも入れて最高のぬか床を作るとのこと。となりで作り手が塩を3%

にするか5%にするかいろんな人に電話をかけ相談していたので「なら4%でい

いんじゃあない?」と軽く口を挟んでしまったあとで、しまったと思った。こう

いうふうに無難にまとめてしまおうとするところがわたしの悪いところなのだ。

ここで「3.3%くらいにしてみたらどうなるんだろうね」と言える知的余裕が自

分にあったらと思う。そんなわけでうちの漬け物は有機で手間ひまかかっている

のでとてもおいしい。人と会うたびにこの自慢の漬け物を手みやげにし、とても

喜んでもらったので、思いきって漬物屋を開業しようかと思うほどだった。(※

もちろん作るのはわたしではないけれど。)

2009-10-02 | Posted in BLOGNo Comments » 
 西光亭のクッキーでお馴染み
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