つらかった時差ぼけもいつのまにか治った。
気がつくと2週間が経っていた。
街を歩きながらひとりでニタニタしていた自分はどこにいったのだろうか、
二日目からまるで嵐のなかを必死で歩いているようだった。
新しいアパートへの引っ越し、携帯電話の契約から、銀行から
インターネットからなにから、そんなことにまたもや手こずって
泣きたいような試練だった。
じぶんはこの先本当に大丈夫なのだろうかという不安。
最初にこの街に来た時と同じような大変な向かい風に、
わたしはああ人生はそもそも辛いものだった、とやっと思い出すのだった。
不器用ながらも現実の生活に慣れていかなければならない。
まだ先は見えないがとにかく見えないなりに、前に進むしかないのだ。
慣れたらまた違うものが見えてくるはずなのだからと、ささやかに
自分を励ましながら安いワイン。
あしたはワイングラスを買いに行こう。気分が大事だから。
長い旅は始まったばかり。
「おっとっと」とか言いながら、細い小枝につかまるこのリスは、
まるでわたしのようだ。
「あんたそんなとこでなにやってんのー!?」
あやちゃん、元気そうですね☆
この間、マオと泰司の七五三の撮影に行ってきたんですよ。
見てやってください。↓
http://blog.studio-mario.com/34/6116/2010/01/119_1356837.html
あやちゃんが撮ってくれる写真の方がすっとマオらしくて良いのですが(笑)