2016-05-21

ふるさと

みなさん おこんばんはー

前回書いたのは秋、その前は夏、、そしてきょうは冬です。

季刊となりつつあることに驚きと恥ずかしさを覚えつつ、、

人恋しくて誰かと語り明かしたいこんな冬の夜です。

あしたはクリスマスイブですが私は明日の展示のこと

 

いま私は広島にいます。

 

「離愁」というブラジルの作品は今回で3度目の展示になりますが、
そのたびに私の中で深くなっていくようです。
写真が違う顔を見せるのです。
おかげで、この果てしのなかった旅について、そしてそこからもたらされた
出会いについて、私は何度も考えるのでした。でもそこにはなんの答えもありません。
そういう意味でこの作品は私にとってとてもやっかいでとても大切な作品です。
これからどんな空間になるのか、どんな新しいものが見えてくるのか
私自身とても楽しみです。

年末お忙しい中とは思いますが、お近くへお越しになる用が
あってもなくてもぜひ広島へ足をお運びください。
オープニングレセプションは12月25日18時からです。
メリークリスマス!
藤岡亜弥

 

 

 

「ミニマ・メモリア」 後藤靖香×藤岡亜弥 展
“Minima Memoria” Exhibition

【会期】2012年12月25日(火)~12月30日(日)会期中無休
Open|11:00~19:00(最終日は17:00まで)
オープニングレセプション 12月25日18時〜
【会場】ギャラリーG (広島県立美術館向かい)
〒730-0012 広島市中区上八丁堀4-1
TEL:082-211-3260
https://www.gallery-g.jp/

画家・後藤靖香と写真家・藤岡亜弥による2人展。
後藤靖香は、出兵した祖父から聞いた戦争の話に影響を受け、当時の写真や記録、行政文書など、様々な資料を元に戦争画を描き続けている。
藤岡亜弥は、亡くなった祖母が日系移民であったことに驚きを覚え、祖母の故郷であったブラジルを巡り、彷徨いながら写真を撮影した。
祖父・祖母の記憶を出発点とする2人の作品。
展覧会タイトル「ミニマ・メモリア」は、ラテン語で「ささやかな記憶」、「最低限の記憶」といった意味で、ナチス政権を批判した哲学者、テーオドル・W・アドルノの著書『ミニマ・モラリア』に依拠している。
小さな、しかしとても大事な記憶が、現在に伝えられることによって、新たな息吹を得る。こぼしてはならない記憶の物語。微かな記憶を手繰り寄せるように制作に取り組んだ2人の作家の作品を本展では紹介する。■後藤 靖香(ごとう やすか)1982年、広島生まれ。画家。現在、広島県山県郡北広島町で制作に励む。2004年、京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業。2010年春、国立国際美術館(大阪)での展覧会「絵画の庭 -ゼロ世代日本の地平から」において、7mの大作で圧倒的な存在感を見せた。2011年、「VOCA展2011」にて奨励賞受賞、2012年には「絹谷幸二賞」受賞と、全国的に評価される若手作家である。パブリックコレクションとして、国立国際美術館(大阪)に《寄書》が、第一生命保険相互会社(東京)には《あきらめて》が所蔵されている。

■藤岡 亜弥(ふじおか あや)

1972年、広島生まれ。写真家。現在、ニューヨークで制作に励む。日本大学芸術学部写真学科卒業。その際、優秀な卒業制作の提出者に与えられる日本大学芸術学部学会奨励賞を受賞。1996年には、日本を代表する写真評論家・飯沢耕太郎が企画編集した写真集『シャッター&ラブ』において作品を発表。2004年には、リクルート社が主催する「ひとつぼ展」にて入選。以後、ビジュアルアーツフォトアワードの受賞、写真集『さよならを教えて』の出版などで着実に評価を重ねる。2007年、文化庁新進芸術家海外派遣制度研修生として、ニューヨークに1年間滞在。2010年、生まれ故郷の広島県呉市を撮影した写真集『私は眠らない』の成果により日本写真家協会新人賞を受賞。

■キュレーター:山下寿水(広島県立美術館 学芸員)

 
 
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