すでに一月も半ばを過ぎてこんなことをいうのもなんですが、
今年もどうぞよろしくお願いします。
大晦日は紅白を見たあと、着物を着せられて生まれて初めて
除夜の鐘をつきにいった。雪がちらちら舞っていた。
わたしはある友人のことを祈っていた。鐘をついた瞬間、
鐘の音が体に響いてなにかがすとんと私の体に落ちた。
お正月はいつものように山の崖に初日の出を見に行ったり、
親戚や友達が来ておせちを一緒に食べたり
お天気のいい正月らしい正月だった。
そして今年はだらだらしない生活をしよう!といいながら
延々とテレビを見つづけた。
それが私である。
テレビで寅さんをやっていた。この人を見ているとなぜか
心がポカポカするな、寅さんっていいなーと思っていたら、
妹に「お姉ちゃんって寅さんみたい~」と言われ、
みんなに「ほんとだー」と笑われて複雑な気分になった。
誰しもそうだと思うが、寅さんのことは大好きだけど
寅さんみたいと言われるのは複雑である。
こういう場合、反論すると面倒くさいことになりやすいので
「寅年だからいいことにしよう!」と笑顔で言ったら
「今年はしっかりしてね」と言われてしまった。
言うことなし。「はい。はい。」
いつもとにかく笑っていられる強い精神をもたねば
この世は生きづらい。
今年もますます強く美しくなれるようがんばろう!
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