ニューヨークシティバレエが5年ぶりに来日。
昨日はそのコンチェルトに連れて行ってもらった。
バレエをみながら、これが生きることなんだなーと
涙が出そうになった。
生きることとは、全力で飛び跳ね一生懸命魅せることなんだと思う。
自分もがんばって全力で飛び跳ねようと決意して、
うなずきながら何度も拍手をおくった。
雰囲気に酔っている自分とはうらはらに、となりのノリちゃんは
「あらためて、ポワントとは常に身体を宙に浮かせて立つものなのだと
認識させられた」とか言っていて、さすが視点がプロだった。
影の主役であるオーケストラもとてもよかった。
スゴいから影でいられるのか。。。
「一つの才能を持って、一つの才能のために生まれた者は、
その中に彼の最も美しい生存を見出す」
と言ったのはゲーテだったか、そんな言葉を思い出す。
とにかく贅沢だった。
去年ニューヨークのメトロポリタンオペラシアターで
ニューヨークシティバレエの100年に一度と言われる
「メアリーウィドー」という舞台を観たけど(これ、自慢)
これも贅沢だった。
こういう贅沢をしながら生きていきたいと思う。
最上のものを知り、血と汗を感じて味わってうなずける自分が
いるというのはすばらしい。
観る前にも300円のビールを飲んで、帰り道でも380円のワイン。
こういう贅沢も忘れない。
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