2009-10-25

ニューヨークシティバレエ

ニューヨークシティバレエが5年ぶりに来日。

昨日はそのコンチェルトに連れて行ってもらった。

バレエをみながら、これが生きることなんだなーと

涙が出そうになった。

生きることとは、全力で飛び跳ね一生懸命魅せることなんだと思う。

自分もがんばって全力で飛び跳ねようと決意して、

うなずきながら何度も拍手をおくった。

雰囲気に酔っている自分とはうらはらに、となりのノリちゃんは

「あらためて、ポワントとは常に身体を宙に浮かせて立つものなのだと

認識させられた」とか言っていて、さすが視点がプロだった。

影の主役であるオーケストラもとてもよかった。

スゴいから影でいられるのか。。。

「一つの才能を持って、一つの才能のために生まれた者は、

その中に彼の最も美しい生存を見出す」

と言ったのはゲーテだったか、そんな言葉を思い出す。

とにかく贅沢だった。

去年ニューヨークのメトロポリタンオペラシアターで

ニューヨークシティバレエの100年に一度と言われる

「メアリーウィドー」という舞台を観たけど(これ、自慢)

これも贅沢だった。

こういう贅沢をしながら生きていきたいと思う。

最上のものを知り、血と汗を感じて味わってうなずける自分が

いるというのはすばらしい。

観る前にも300円のビールを飲んで、帰り道でも380円のワイン。

こういう贅沢も忘れない。

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